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● ハチの子【長野県】

”ハチの子”はクロスズメバチの幼虫。伊那市では、昔から貴重なタンパク源としてハチの子を食べる風習がある。採集は夏から秋にかけて行われ、真綿に付けた魚やカエルの生肉を食べにきたハチを追いかけて巣を発見し、煙でいぶしてハチを追い払うと、ハチの巣の小部屋にはハチの子が詰まっている。ハチの子は、しょうゆや砂糖、みりんで煮付けたり、ハチの子飯にする。タンパク質やカルシウム、鉄分などを多く含み、理想的な食品として昔から珍重されてきた。手入れされた山など、その生息には環境が大切で、親バチの保存や育成も行われている。













